発売日 | 2013年9月20日 |
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発売終了日 | 16/32GB:2014年9月9日 8GB:(生産中) |
大きさ(高×幅×厚) | 124.4 x 59.2 x 8.97 mm |
重さ(g) | 132g |
初期搭載iOS | iOS 7 |
iOS最終サポート | サポート継続中 |
記憶容量 | 8GB/16GB/32GB |
カラー | グリーン/ブルー/イエロー/ピンク/ホワイト |
iPhone 5sの廉価版として発売されたiPhone 5cは基本性能はiPhone 5sとほぼ同じですが、背面にカラフルな一体成型のポリカーボネートを使用して生産ことの削減をはかっています。
またiPhone 5sのカラーヴァリエーションが「スペースグレイ」「ゴールド」「シルバー」の3色であったのに対し、「グリーン」「ブルー」「イエロー」「ピンク」「ホワイト」の5色展開し差別化を図りました。
iPhone 5sの評価は極めて高いのに対し、廉価版であるiPhone 5cは全くというほど売れていません。
その理由を簡潔に言えば「全てが中途半端」に尽きます。
そもそも5cは新興国向けに廉価版iPhoneとして開発されたといわれており、側面と背面をポリカーボネイトにすることで製造原価を抑え、パステルカラーで5sとは違うポップな価値観を持たせようとした製品ですが、64GBモデルがないことから「アプリが肥大化し写真ファイルも画素数に従って大きくなりつつあるのに、容量が少なすぎる」とこの問題は早くに指摘されました。
しかも、低価格といっても米国で販売されている5c(32GB)は5s(32GB)の$749に対して$649と価格面で$100しか違わず、中国では5s(32GB)が6888元(約11万円)、5c(32GB)が5288元(約8.5万円)と5sよりも若干安いにとどまっています。
結果として「これらな64GBの5を買うほうがいい」という判断が下されてしまったようです。
とはいえ、これはあくまでアメリカや日本など先進国での評価。
もともと5cが新興国向けのiPhoneであることを考えると、ある意味、きつめの評価になるのは仕方がないのかもしれません。
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