知っておきたいapple社の「iPad」


「iPad」はapple社が開発したタブレット型コンピューターのことです。
2010年4月3日にアメリカで発売されました。
日本では、2010年5月10日から先行予約を開始し、同年5月28日にソフトバンクより発売されました。
なお、2012年にKDDIがソフトバンクと共に「iPad mini」の販売を開始し、さらに2014年にNTTドコモが「iPadのCellular版」の取り扱いを開始したことで、日本における携帯三社全部がIpadを取り扱うようになりました。
2015年現在、第六世代機であるiPad Air 2およびiPad miniの第3世代となる iPad mini 3が最新モデルです。

 iPadの特徴

iPadはapple社が発売するポータブルメディアプレーヤーであるiPod touchやスマートフォンであるiPhoneを踏襲しており、マルチタッチによる操作方法やユーザーインターフェースのデザインなど多くの機能が共通化されています。
iPhoneと異なり通話機能は備えていないものの、電子書籍の購読ができるなど、新たな機能が搭載されています。
なお、販売されるモデルはWi-Fi(無線LAN)のみと、Wi-Fiと携帯電話事業者が提供する通信網である第3世代移動通信システム(3G)または第4世代移動通信システム(LTE)の機能を搭載した2種類のモデルがありますが、外見的な違いはないの注意してください。

 iPadとiPhoneの違い

iPadはiPhoneを大型にしたものと認識している人も少なくはりませんが(実際、iPadがシステムやデザインなどで先行のiphoneを踏襲しており、機能の面では大きな差は無いのも事実。)、実際は似て非なるものです。
一番の違いは、iphoneはあくまで携帯電話であるのに対し、 ipadは簡易的なパソコンであるということです。
その為、Phoneは電話をかけることができるのに対し、iPadは電話をかけることはできません。
また、iPhoneに搭載されているアプリケーションのうち、次のものはiPadには採用されていません。

  • ボイスメモ
  • 株価
  • 天気
  • 時計
  • 計算機
  • コンパス

これらのアプリケーションが搭載されなかったのは、iPadの広い画面に適した設計ができなかったからだと言われています。

 iPadの変遷

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iPad (第1世代)
2010年4月3日にアメリカで発売。
日本では2010年5月28日から発売。
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iPad 2
2011年3月11日にアメリカで発売され、その後日本でも発売。
初代iPadから33%薄くなったのが最大の特徴で、カラーはホワイトとブラックの二種類。
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iPad (第3世代)
2012年3月16日発売。
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iPad (第4世代)
Wi-Fi版を11月2日、Wi-Fi+Cellular 版をその数週間後に発売。
性能的にはiPad 2と同程度ですが、7.9インチのディスプレイを搭載しました。
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iPad Air
Wi-Fi版を11月1日に発売。
既存モデルと同じディスプレイサイズでベゼル部分を狭くし、プロセッサを「A7」「M7コプロセッサ」にアップグレードなど行った。
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iPad Air 2

iPad Airを薄く軽くしたのが特徴で、フルラミネーションディスプレイを採用したことで厚さが6.1mmと1.4mm薄く、重量もWi-Fiモデルで437gと32g軽量化された。

iPad miniの変遷

iPad miniはiPadの小型版であり、iPadとは別系統の機種として扱われています。
2012年に初代である「iPad mini」が発売され、2014年に第三世代機である「iPad mini3」が発売されました。

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iPad mini
2012年11月2日、米・日・欧で発売。
apple社が発売するiPadシリーズが小型・軽量化されたもの
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iPad mini2
2013年11月12日、日本を含む7カ国・地域で発売。
前機と比較してCPU が最大4倍、GPU が最大8倍高速化。
なお当初は「iPad mini Retinaディスプレイモデル」という名称でしたが、ipad mini3発売後、「iPad2」に名称が変更されました。
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iPad mini3
2014年10月24日発売
基本スペックは第2世代(本モデル発表後はiPad mini 2に名称変更)と同一と同一であるが、新たに指紋認証システムのTouch IDが搭載。

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